再生可能エネルギー促進法案へ向けて。

<お知らせ>
引き続き『ゆる鉄合宿 2011夏』の参加者を若干名、募集しております。

<6/13 21:58 集計>
17日宿泊者数:16名
18日宿泊者数:12名
(18日日帰り者数:1名)

参加表明はこちらへお願いいたします。

また、参加表明された方は、こちらをご覧下さい。m(_ _)m
<お知らせ終わり>



先の記事では皆さんからのご意見を頂戴したままで、コメントもお返しせず申し訳ありません。

皆さんからのコメントを拝見すると、同じような思いを抱かれている方が多いのかなぁと感じました。

特に、なかむらさんからのこの言葉は心に残りますね。

将来を背負う子供達に、こんな負の遺産を残してどうします。


本当にそう思います。
何百年も先の世代にまで影響を与えるものを私たちが残すことは許されないと。


原発事故が起こって以来、ツイッター・ネットでの情報収集をしてきました。
その中で、最近特に動向を注目しているのが、SoftBank社長の「孫正義」さんです。

昨日は、国会議員も集まる「エネルギーシフト勉強会」で、講師として孫さんが招かれていました。

その模様はこちらで見られます。
エネルギーシフト勉強会 第1部

続いて行われた第2部では、菅総理が出席して思いを述べておられます。
エネルギーシフト勉強会 第2部
菅総理大臣の他、孫正義さん、松田美由紀さん、小林武史さん、加藤登紀子さん、宮台真司さんも出席。
(この模様は今夜のNHKニュースでも取り上げられていました(21:20過ぎ)が、肝心の法案についてではなく、退陣の時期についてでした。。。)

この中で宮台さんが言われたこと・・・
(宮台真司さんは、飯田哲也さんとの共著で、まもなく発売になる『原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (現代新書)』の著者で、社会学者とのことです。実は私もどういう方か良く分かりません。)

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孫さんの話は、田中正造さんの話(真の文明は、山を荒らさず川を荒らさず。村を破らず人を殺さざるべし)に始まり、子々孫々に残すという倫理が語られている。
倫理と倫理の間に
・どのみち、自然エネルギーに舵を切らなければ儲からない。
・化石・原子力はコストがどんどん上がる。危険を論じない、リスクを例え論じなくても、単なる経済性の論理から見ても自然エネルギーに背を向けることはばかばかしい話である。

倫理という観点からも経済的合理性からも何をすればいいのかハッキリしているのに、随分以前から分かっていたのになぜ舵を切れなかったのか?

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ココに日本の深い闇が隠れているのでしょうね。。。

さらに、
第2部の菅総理の発言には、

「科学技術庁というのは、原子力を推進するためにできた役所なんです。

日本は30年遅れた。風力も太陽もやっていた。
が、政治や行政は、本格的なエネルギー源としてはまじめにやらなかった。

今回この法案が通らないと(すでに補助金がカットされてますから)プラスどころかマイナスになってしまう。

自然エネルギーを進めることは日本のイノベーションだ。」

と。

しかし、経団連(の会長は欠席されましたが)は、

「全量買取制度を導入すると電力料金が上昇する可能性があるから導入には反対。」

でも・・・?

「その時のコスト計算は
原子力のコストはホントはゼロが1つ多いんじゃないか?

原子力は安い、風力・太陽光は高い、
じゃなく、どうやってそれを育てるか。

自然エネルギーと省エネルギーは民主主義とマッチしている。
単にエネルギーをAにするかBにするかという議論でなく、
みんなが参加をしてエネルギーを作ったり、省エネをしたりすることができる。

エネルギーは社会のあり方を決める、
便利な社会なのか、省エネな社会を選ぶのか、

地球は未来からの借り物。(インディアンの言葉?)

最終的には国民が決めること。
政治家や専門家が言うことではない。選択肢を作る・育てることが仕事だ。

その選択肢を育てる第一歩が、再生可能エネルギー促進法。
実は(震災の起きる直前の)3/11に閣議決定している。

未来を選択するための自然エネルギーを育てる、その一歩。
なんとしても通したい。」

要約ですが、こんな感じで述べられてました。

しかしながら、菅総理は今、針のむしろ状態。
いつ辞めるのか、辞めされられるのかを議論されている始末。

本当にエネルギーを変えていこうとするなら、この「再生可能エネルギー促進法」を是非可決させて貰いたいし、そうして欲しいと思う。

この菅下ろしの背後にもなにやらあったり・・・



「自民党の中堅・若手議員が14日、「エネルギー政策議員連盟」を結成した。」というニュースも飛び込んできた。

孫さんの提唱する「自然エネルギー協議会」に賛同する知事も33都道府県にのぼる。


『アレがアカン、コレがダメだ、という前に、とりあえずやってみようじゃないか!』 という孫さんの言葉には勇気づけられる。

『政府が枠組みを作ってくれさえすれば(全量買取制度)、あとは民間がこぞって始める。

菅さんが世界に発信した、2020年(台?)までに自然エネルギーの割合を20%にするという目標も達成は不可能じゃない。』


こんな「夢」なら喜んで邁進したいものです。


私にできることは、

国に「脱原発」への政策転換を求める1千万人の署名運動がスタート!→『さようなら原発1000万人アクション』ホームページ(署名用紙ほか)→http://bit.ly/kfj2ur

これくらいかな?
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by i-qss | 2011-06-17 00:30 | エコ | Comments(0)

なんくるないさ~o(^^)o


by taka@