関西唯一のスイッチバックが・・・

和歌山県・和歌山線にある、関西唯一のスイッチバック「北宇智駅」が先日の改正で廃止になりました。

2本の平面ホームに、ダブルクロスと1本の引き込み線を使ったこの北宇智駅、全くのノーマークでした。。。

知っていれば、もっと早くに現地へ赴いていたでしょうが、こちらのPDFにもあるように、もうすでに路線配置が変わってしまったとのこと。。。(ToT)

ここは、20‰という比較的緩い勾配だったことや、貨物列車の設定がない(I love SwichBackより)ということもあり、スイッチバックが存続する理由がない、希少な駅だったようです。

今はもう普通に勾配の駅になっているんですね。。。寂しいですが、環境を考えるとこれも省力化としては致し方ないのでしょう。

いつか、乗り鉄で訪れたいと思います。

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こちらで切り替え当日の工事映像が見られます!

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(ネタもと:NHK大阪放送局)

ATSミス防止で駅改造へ
ATS=自動列車停止装置のスイッチを入れ忘れたまま電車を走らせるミスが今年相次いだ奈良県五條市の和歌山線の駅で、ミスのきっかけとなったスイッチバックと呼ばれる構造をなくすため、駅を移設する大がかりな改造工事が行われることになりました。
改造工事が行われるのは北宇智駅です。この駅は、蒸気機関車が走っていた時代のなごりで、構内に入った電車がいったんバックして引き込み線に入った後再び前に進む、スイッチバックと呼ばれる特殊な構造になっているため、運転士が車両の前後の運転席を2度にわたり移動する必要があります。その際、ATSのスイッチを入れ忘れたまま電車を走らせるミスが今年3月に2回相次ぎました。
JR西日本は再発防止策を検討した結果、ミスのもとになったスイッチバック自体をなくす必要があるとして、線路を直線に敷き直す大がかりな改造工事を行うことにしました。
この工事に伴って、北宇智駅の場所も北側に110メートル余り移設されることになり、総工費は1億7000万円余りかかるということです。
JR西日本は今月中にも工事に着手し、来年3月のダイヤ改正をメドに新しい線路での運行を始めることにしています。

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うーん、原因は意外なところにあったのですね・・・。
Commented by 目黒のダンボ at 2007-03-23 21:15 x
taka@さん、こんばんは。
JR西のやることって、やはり理解に苦しみます。
「蒸気機関車時代のなごり」のスイッチバックがATSのスイッチの入れ忘れの原因と考えること自体、安全軽視と思えてしまいます。そうすることで、1億7000万を「どこからか」ひねり出し、結果として省力化⇒コストカットを達成するようなやり方に見えてしまいます。
本来の目的の「ATSの入れ忘れの対策」って大丈夫なのでしょうか?
Commented by i-qss at 2007-03-24 09:02
目黒のダンボさん、こんにちは。
たしかに、「ATS入れ忘れ」対策のほうが実際にははるかに重要な問題ですね。ヒューマンエラーを無くすことはなかなか難しいのですから、ATSが入らないと電車が動かないというくらいの対策をして欲しいものです。
Commented by Pica@休出 at 2007-03-24 14:11 x
こんにちわ~( ・ω・)ノ

目黒のダンボさんと同じく社内的人為ミスをデカデカと理由に掲げる酉には鉄道屋としてのプライドはないのかとタメ息をつく所存であります。
まぁ人為ミスを別問題にすりかえるからこそ電車をひっくり返したりするのでしょうが…(毒w

中途半端な安全アピールよりも「和歌山線のスピードアップでサービス向上を!」とか言えば商売上手なのにねぇ(爆
Commented by i-qss at 2007-03-24 17:15
Picaさん、こんにちは。
最近休出が多いみたいですね。お疲れ様です。

やはり同様のお考えですね。
体裁ばかりを保とうという体質は変わってないのですね。。。

商売上手>私鉄をもっと見習うべきです。早くからやっていればもっと乗客の乗る路線を増やせたでしょうに・・・
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by i-qss | 2007-03-23 16:48 | 鉄道(その他) | Comments(4)

なんくるないさ~o(^^)o


by taka@